※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています

FX自動売買

【MT4/MT5】FX自動売買用VPSの比較!EA開発者がおすすめを紹介

 

FX自動売買を始めた人:
ツールを動かす環境までは考えてなかったな。
家のPCを24時間動かすのは...
VPSってサービスはどこを使えばいいのかな。

 

✔ 本記事のテーマ

本記事では自動売買ツール(EA)開発者がVPSを徹底比較。
コスパの良いおすすめプランを提案します。
スマホアプリからも接続可能なためPCが無くても使えます。

 

今回はMT4/MT5の動作確認が取れている業者に絞っています。
筆者も2年以上利用しているので安心いただけるかと思います。

 

↓ 申し込み履歴

↓ 最近の請求履歴

 

✔ 以下の悩みを解決します

・FX自動売買(システムトレード)環境を構築したい

・コスパの良いVPSサービスを知りたい

・用途に応じた最適プランを知りたい

 

✔ 記事の信頼性

プログラミング経験ゼロからツール開発を初めて7年。
ブログでは開発経験を活かしたEA開発講座を投稿しています。

無料ソフトを使ったFX自動売買ツールの作り方【MT4で自作EA】

続きを見る

 

最近ではTwitterでトレード分析を発信。

 

VPSを上手く活用して、快適な自動売買ライフを手に入れましょう!

 

 

1.VPSで快適にFX自動売買

VPSとは”仮想専用サーバー”の略語です。
FX業界では自動売買用のPC環境を提供するサービスを指します。

 

・VPSのメリット、デメリット

主に自宅で24時間PCを動かす必要が無いことがメリットです。
月額料金がかかりますが、電気代と比べると大して変わりません。

 

メリット

・24時間起動しっぱなしでOK
・電気代がかからない(=自宅で稼働すると2000円くらい)
・災害時のリスクヘッジになる

デメリット

・月額費用がかかる(=最安プランが2000円くらい)
・自身のPCやスマホを経由しないと操作ができない
・リモートアクセス時に回線の影響を受ける

 

✔ PCの常時起動は故障原因に

筆者は過去にMacBookの電源を入れたままにしてダメにした経験があります。
バッテリが膨らみ中の基盤が露出、PCごと買い替える羽目になりました。

 

・スマートフォンからもアクセス可能

PCをお持ちでない方も安心して下さい。
記事後半でスマホアプリからのVPS接続について解説しています。
iPhone/AndroidどちらでもOKです。

 

2.自動売買ソフト(MT4/MT5)要求性能

MT4を配布している証券会社によれば、動作環境は以下の通り。
メモリ2GB以下のプランでも動作することが分かります。

 

取引業者 CPU メモリ
外為ファイネスト 1.2GHz以上
推奨:2GHz以上
1GB以上
推奨:2GB以上
OANDA Japan 1GHz以上
推奨:2GHz以上
512MB以上
推奨:1GB以上

 

・プランの選び方

とりあえず一番安いプランを選べばOK。
スペック不足を感じたら後でプラン変更可能です。
迷ったら使用するEAの個数で決めましょう。

 

プランの決め方

・EAを1個使う     ⇒  1GB  or 1.5GB
・EAを2or3個使う  ⇒  2GB  or 2.5GB
・EAを4個以上使う     ⇒  4GB

 

KAZU
スキャルピングEAなどを使う場合は2GBある方が安心かも。
それも使ってみた塩梅で良いと思いますが。

 

3.おすすめ3社のコスト比較

今回はMT4/MT5の動作確認が取れている業者に絞りました。
大体2000円位が相場と思っておけばOKです。
ConoHaとさくらはリモートデスクトップ料金が別でかかります。
一見安く見えるので注意。

 

サービス名称 月額(税込み)
お名前.comデスクトップクラウド 2,310円(1.5GBプラン)
2,915円(2.5GBプラン)
4,895円(4GBプラン)
7,205円(8GBプラン)
※契約期間1ヶ月から
※リモートデスクトップ費込
ConoHa for Windows Server 1,100円(WIN1Gプラン)
2,200円(WIN2Gプラン)
4,290円(WIN4Gプラン)
8,470円(WIN8Gプラン)
※契約期間3ヶ月から
※リモートデスクトップ費+700円
さくらのVPS for Windows Server 1,100円(W1Gプラン)
2,200円(W2Gプラン)
4,290円(W4Gプラン)
8,470円(W8Gプラン)
※契約期間1ヶ月から
※リモートデスクトップ費+924円

※2022年時点の通常料金を提示

 

・コストは通常料金で比較する

各社のページに行くとキャンペーン価格が提示されています。
大抵1ヶ月限定なので、長期契約を見据えた通常料金で比較すべきです。

 

・筆者はお名前.comの1.5GBプランを契約中

価格とスペックのバランスがとれており良コスパです。
現状一択ではないかと思っています。
年間契約すれば上記料金よりもさらに5000円ほどお得です。

 

4.各社の特徴と詳細スペック

ここからは各社の特徴とメモリ、CPUといったスペックについて解説します。
キャンペーン情報も最新のものを調査して記載しておきます。

 

・お名前.comデスクトップクラウド

2020年3月の料金改定で急激に利用者が増えています。
FX専用VPSと書いてますが、当然自動売買以外での使用も可能です。

 

お名前.comデスクトップクラウド公式ページ

 

お名前.comの特徴

・リモートデスクトップ込みの明朗な料金プラン

・主要な国内業者のMT4がプリインストール済み

 

お名前.comのプラン詳細

プラン 月額(税込み) メモリ CPU SSD
1.5GB 2,310円 1.5GB 2コア 60GB
2GB 2,915円 2.5GB 3コア 120GB
4GB 4,895円 4GB 4コア 150GB
8GB 7,205円 8GB 8コア 200GB

※1ヶ月契約、2022年時点の通常料金を提示

 

KAZU
最安プランでもメモリが1.5GBあります。
多少重たいEAであっても問題なく動作します。
質問者
他社との差別化にもなっている上手いプランだね。

 

キャンペーン情報

期間限定で初回料金が990円になるキャンペーンを実施中。

 

>>「お名前.comデスクトップクラウド for MT4」への申し込み手順

 

・ConoHa for Windows Server

お名前.comと同じGMOグループが提供しています。
サービス開始からの期間が長いため、安定重視でこちらを選ぶ方も多いです。

 

ConoHa for Windows Server公式ページ

 

ConoHaの特徴

・初心者でも扱いやすい設定画面

・時間単位、1日単位での料金請求

 

ConoHaのプラン詳細

プラン 月額(税込み) メモリ CPU SSD
WIN1GB 1,100円 1GB 2コア 50GB
WIN2GB 2,200円 2GB 3コア 50GB
WIN4GB 4,290円 4GB 4コア 50GB
WIN8GB 8,470円 8GB 6コア 50GB

※リモートデスクトップ(RDS) SAL(月額700円)を含まない価格
※2022年時点の通常料金を提示

 

KAZU
割引クーポンが発行されているので700円分は無料で使えます。

質問者
大体10日分くらいか。日割りで払えるのはうれしいね。

 

>>「ConoHa for Windows Server」への申し込み手順

 

・さくらのVPS for Windows Server

他2つに比べ価格が安いため、根強い人気があります。
以前は初期費用が掛かっていたようですが、現在は撤廃されています。

 

さくらのVPS for Windows Server公式ページ

 

さくらのVPSの特徴

・業界最安レベルの利用料金

・設定画面は多少分かり辛い(PC中級者向け)

 

さくらのVPSのプラン詳細

プラン 月額(税込み) メモリ CPU SSD
W1G 1,100円 1GB 2コア 50GB
W2G 2,200円 2GB 3コア 100GB
W4G 4,290円 4GB 4コア 200GB
W8G 8,470円 8GB 6コア 400GB

※リモートデスクトップ(RDS) SAL(月額924円)を含まない価格
※2022年時点の通常料金を提示

 

KAZU
2週間無料なので「VPSを試してみたい」という方にお勧め。

 

✔参考情報

公式からMT4の動作に関してアナウンスが出ています。
個人的にはW1Gプランでも十分使えると思います。

 

>>「さくらのVPS for Windows Server」への申し込み手順

 

5.各社VPSの申し込み手順

画像付きで紹介しているので、特に迷うことは無いかと思います。
クレジットカードがあると申し込みがスムーズです。

 

・お名前.comへ申し込み

 

1.お名前.comデスクトップクラウド を開く

 

2.「今すぐお申込む」をクリック

 

3.料金プランと期間を選択(メールアドレスの入力とパスワードの取得が必要)

 

4. クレカ情報を入力して「申し込む」をクリック

 

5.契約完了画面

 

6.有効化には電話認証が必要です。メールが届くので指示に従ってください。

 

7.この後1~2時間後に確認メールが2通届きます

① [お名前.com] デスクトップクラウド ご請求明細 初回お支払い分

② [お名前.com] デスクトップクラウド 設定完了

 

8.メールの案内からコントロールパネルにログインしてリモートデスクトップの準備をします。

 

9.「RDPファイル」をダウンロードして起動するとパスワードを求められるので赤枠の文字列を入力。

 

10.認証が通ればリモートデスクトップ画面が開きます。

 

11.「Desktop Cloud MT4 Installer」を起動すると各証券会社のMT4をインストールすることができます。

 

12.以上で準備は完了です。お疲れさまでした。

 

・ConoHaへ申し込み

 

1.ConoHa for Windows Serverを開く

 

2.クーポンページから申し込むと割引があります。

 

3.「初めての方」からログイン情報を入力して下さい。

 

4.お支払にはSNS認証とクレカ情報の入力が必要です。

 

5.最後にプランとAdministratorパスワードを入力して「追加」をクリックして完了です。

 

注意)ここでリモートデスクトップも追加すること(合計で2300円)

 

6.契約後にリモートデスクトップの設定とMT4のダウンロードを行います。

 

7.以上で準備は完了です。お疲れさまでした。

 

・さくらのVPSへ申し込み

 

1.さくらのVPS for Windows Serverを開く

 

2.リンクからサイトにアクセスして「W1Gプラン」の「2週間無料でお試し」をクリック

 

3.「新規会員登録へ進む」をクリック

 

4.メールアドレスを入力して「「個人情報の取扱いについて」に同意します。」にチェックして「会員登録のご案内メールを送信」をクリック

 

5.メールで届いた「認証コード」を入力して「次へ進む」をクリック

 

6.会員情報を入力して「確認画面へ進む」をクリック

 

7.申込内容に問題が無ければ「会員登録をする」をクリック

 

8.電話認証を行った後、支払い方法の選択になります。

 

9.契約後にリモートデスクトップの設定とMT4のダウンロードを行います。

 

10.以上で準備は完了です。お疲れさまでした。

 

6.スマホからVPSに接続(各社共通)

以下のアプリを使用すればスマホからでもVPSにアクセスできます。

 

■iPhone / iPod touch / iPad (iOS3.2以降)の場合

⇒App Storeから「Microsoft リモートデスクトップ」をインストールして接続

 

■Android の場合

⇒Playストアから「PocketCloud」をインストールして接続

 

7.参考情報

VPSのスペックをフルに生かすためのお得情報を紹介。

 

・VPSを”無駄なく使い尽くす”コツ

使用するEA次第ではメモリ1Gですら過剰スペックになることもあり得ます。
何となく勿体ない気がしている方も多いでしょう。

 

KAZU
自動売買以外のVPSの活用方法をご提案します。
月額2000円程度の利用料は全く気にならなくなりますよ。

 

✔ 外部ストレージとして活用

データのバックアップにクラウドや外付けHDDを利用している方も多いかと思います。
VPSでも同じことが可能で、最安プランでも50GBあります。

 

KAZU
筆者の場合は開発したEAのバックアップを保管しています。
PCを買い替える際にも環境を変える必要が無く便利です。

 

✔ 副業用ツールとして活用

VPSの強みは「24時間稼働させられること」です。
自動化と相性が非常に良いので定期配信するサービスと組み合わせてみましょう。

 

・ブログ、メルマガ

ブログやSNS、メルマガの投稿を自動化することで、運営コストを削減できます。
不定期な情報は受け取り手にもストレスを与えるので、Win-Winです。
副業ブログの開設方法はこちらで解説しています。

 

・Youtubeライブ配信

トレードの様子を配信することは、あなたのトレーダーとしての実績の証明になります。
VPSを利用して24時間配信している方も居るようです。
メモリを常時1G程度使用するため、最安プランだと厳しいかもしれません。

 

質問者
副業に活用して月2000円以上稼げれば、VPS料金は実質無料だね。

KAZU
余剰分を投資に回すこともできます。

 

・自動売買と相性の良い証券会社

証券会社はどこも同じという認識は間違いです。
初めて開設した証券会社をずっと使っている、などのケースは要注意。

 

きちんと選ばないと不利な状況でトレードを強いられる可能性があります。
”約定価格がずれる、スプレッドが極端に広がる”などが典型です。

 

ブログで過去に「スプレッドが勝率に与える影響」を検証しています。
同じEAでもスプレッド次第で利益が全然異なることが分かりました。

>>参考:自作EAで考慮すべき「スプレッド」の影響

 

KAZU
EAの性能を十分に生かすためにも
”自動売買に強い証券会社”を選ぶべきです。

 

以下でおすすめの証券会社を紹介します。
口座開設には本人確認など時間がかかるので、早めに申請しておきましょう。

 

自動売買と相性の良い証券会社

・スプレッドを重視したい ⇒ FXTF

・約定力を重視したい ⇒ 外為ファイネスト

 

以下でもう少し詳しく説明します。

 

✔ 最狭スプレッドのFXTF

”日本No.1最強スプレッド挑戦計画”を謡うFXTF
他社がより狭いスプレッドを提示した場合、同水準までスプレッドを縮小。
主要5通貨ペアを対象として毎月スプレッドの見直しを行っています。

 

「FXTF」公式サイト

 

✔ 最強約定力の外為ファイネスト

外為ファイネストは高い約定力で有名。
指値制限なし・スキャルピングOK・EA利用制限なしは嬉しいポイント。
口座凍結などのペナルティの心配が無く、安心して使えます。

 

「外為ファイネスト」公式サイト

 

その他の証券会社は以下で特徴をまとめています。

MT4でFX自動売買できる国内証券会社おすすめ。EA開発者が徹底比較

続きを見る

 

8.まとめ

本記事ではMT4が使えるオススメVPSとして、以下の3社を紹介しました。
現状お名前.com一択な感じですが、他社のプラン改定にも期待したいところ。

 

今回紹介したVPS3社

お名前.comデスクトップクラウド

・リモートデスクトップ込みの明朗な料金プラン
・主要な国内業者のMT4がプリインストール済み

ConoHa for Windows Server

・初心者でも扱いやすい設定画面
・時間単位、1日単位での料金請求

さくらのVPS for Windows Server

・業界最安レベルの利用料金
・設定画面は多少分かり辛い(PC中級者向け)

 

KAZU
VPSをうまく活用して快適に自動売買を行いましょう!

 

以上、参考になれば幸いです。

 

  • この記事を書いた人

KAZU

FX自動売買にハマり有料無料含め100以上のEAを使用。それでも満足できず自作を始めた筋金入りのEAオタクです。ブログではFXの始め方から自動化までを解説。特にFX自動売買ツールの自作記事が好評です。

-FX自動売買

© 2024 KAZUのFX自動化ラボ Powered by AFFINGER5