FX自動売買システム開発

自作EAで絶対に避けるべき「勝てない」ロジック【MT4でFX自動売買】

 

✔ 本記事のテーマ

素晴らしいトレード成績を公開する人は数多くいますが、逆は見かけません。
しかし先人の失敗にこそ、今後のEA開発のヒントがあると筆者は考えています。
本記事では筆者が実用化を諦めた【挫折のロジック】を公開します。

 

✔ この記事を読むメリット

同じ失敗を避けることでより良いロジックが組めるようになります。
市販のEAを購入する場合にも参考になるかと思います。

 

✔ 以下の方におすすめ

・自作EAの開発に行き詰まった方

・他人の失敗談を参考にしたい方

・市販EAを購入する際の参考にしたい方

 

上記のような悩みにばっちり答えます。

 

 

1.失敗は成功の母なり

今回ご紹介する失敗例は以下になります。
実際に作成したロジックをリンクしておきますので参考にして下さい。

 

 

それでは、それぞれ詳しく説明していきます。

 

失敗例① 1分足や5分足のような超短期足でトレード

自動売買で収益を上げるために最も大事な要素は「再現性」です。
1分足や5分足を使えば取引回数を増やすことが出来る反面、再現性は低くなります。

 

HAZU
筆者もスキャルピングEAの開発に取り組んだことがあります。
しかし、相場状況が変わるたびに対応が必要で自動化のメリットがありませんでした。

 

本ブログでは15分足以上を推奨しています。
4時間足や日足と組み合わせてリスクを減らしつつ試行回数を稼ぐことができます。

 

失敗例② 複数の通貨ペアに同じパラメータを適用する

ある通貨で有効なパラメータを全通貨で使いまわす人が多いようです。
筆者も例に漏れず、以下のようなロジックを考えていました。

 

自作EAで複数ペアや時間軸を1度に監視する方法【MT4でFX自動売買】

続きを見る

 

複数通貨を扱うこと自体はリスクヘッジになるので悪くはありません。
ただし、通貨が異なれば当然相場の動きや値幅も異なります。
ポンド絡みのペアを見れば一目瞭然でしょう。

 

HAZU
複数ペアで共通ロジックを使うコツは、固定値をなるべく使わないことです。
例えば「60pipsで利確」ではなく「〇〇%で利確」という感じです。

 

失敗例③ 事前ルールとは別に決済ロジックを仕込む

FXでは「早めに利確(損切)していれば…」なんてことがざらに起きます。
株取引や仮想通貨、不動産投資など、あらゆる投資の世界でも同様です。
筆者はそういった状況に耐えらず以下のようなロジックを入れていました。

 

自作EAでポジションを全決済、分割決済する方法【MT4でFX自動売買】

続きを見る

 

しばらくはそれで運用していましたが、損益が拡大する一方でした。
原因は「勝ちトレードの5割が目標に到達せずに決済されていた」ことです。

 

FXでは利確と損切の比率をリスクリワードレシオという指標で表現します。
例えば+2万円で利確、‐5千円で損切とした場合のリスクリワードレシオは4:1です。
この場合、勝率が25%でも収支はプラスになります。

 

筆者の場合はリスクリワードレシオが2:1になるようEAを制作していました。
これが途中決済ロジックにより前提条件が崩れ1.5:1まで悪化していたのです。
勝てるはずがありません。

 

HAZU
筆者のケースでは長いことそれに気づきませんでした。
しかもその部分を停止しただけでトレード成績が向上したという…

 

途中決済ロジックの需要自体は高い

ブログの検索流入を見ていると途中決済ロジックは人気があるようです。
損失を抑えるために仕込みをしたいという考えは良く分かりますが…
以下のロジックで損切ラインを修正する程度に留めておくのがオススメです。

 

自作EAでトレーリングストップを追加する方法【MT4でFX自動売買】

続きを見る

 

2.勝てるEAを作るコツ

”勝てない条件が分かる≒勝ち易いパターンが分かる”ということです。
以下では勝てるEAを作るためのコツを紹介します。

 

 

コツ① 勝てないロジックの逆を行く

当たり前ですが、勝てないロジックを避けるだけでも損失を防げます。
制作中のEAが以下3点を満たしているか確認して下さい。

 

チェックポイント

ポイント① 15分足以上でトレード

ポイント② 単一通貨ペアをターゲットとしたロジック

ポイント③ 決済条件が明確

 

上記のうち最低でも2つは満たしている必要があります。
例外で利益を出しているEAもありますが、少数派と思って良いです。

 

コツ② 他人が開発したEAを使ってみる

個人のEA開発はどうしても視野が偏りがちです。
自身の殻に閉じこもっているうちは勝てるEAを作るのは難しいでしょう。

 

HAZU
勝ちたければ下手なプライドを持つだけ損です。
先達の知識はフル活用していきましょう。

 

✔ 実績のあるEAがおすすめ

勉強代と割り切れるのであれば、有料EAの中から選びましょう。
ゴゴジャンのランキングが参考になります。

 

おすすめのEA

一本勝ち(参考:50000円)

百花繚乱(参考:23800円)

ユーロエーン(参考:22000円)

 

上記3つは年単位で上位を維持している鉄板EAです。
自身のEAと組み合わせてポートフォリオを組むのも良いでしょう。

 

コツ③ 煮詰まったらEA開発から離れてみる

ロジックを変更してもパラメーターを詰めても効果無し。
そんな感じで開発を続けるうちにスランプに陥る人も少なくありません。

 

そんな時は思い切って”EA開発から離れること”をおすすめします。
これは単なる逃避でなく、ビジネスの世界で当たり前に行われている手法です。

 

ベストセラーのビジネス書に「アイデアのつくりかた」という本があります。
本書では"忘れること"を重要なファクターと定義しています。

AMAZON 楽天

 

お風呂につかったり、ベッドで寝転んだり…
リラックス状態でふと湧いてくるアイデアが解決のきっかけになるという話です。
普段の仕事で経験のある方もいるのではないでしょうか。

 

3.勝てない原因がスキル不足の場合

EA開発に必要なのはトレードスキルとプログラミングスキルです。
どちらが欠けていても良いEAは作れません。

 

実力不足と感じたらインプットの期間を設けましょう。
おすすめの書籍やサービスを紹介します。

 

 

書籍で勉強【約2千円】

EA開発者を目指すなら以下のシリーズは押さえておきたいです。
筆者は書籍版を持っていますが、なぜか電子版が半額で売られています。
これから購入される方は電子版をお勧めします。

 

✔ FXメタトレーダー入門【初心者向け】

MT4の使い方を1から紹介してくれます。
これからEAを自作しようという方にはちょっと物足りないかも。
とは言え持っておいて損はない1冊です。

AMAZON 楽天

 

✔ FXメタトレーダー実践プログラミング【中~上級者向け】

MT4の使い方はOK!と言う方はこちらからで大丈夫。
辞書的な使い方もできるのでお金に余裕があれば紙媒体もおすすめです。

AMAZON 楽天

 

有料ツールでEA開発【約2万円】

お金が出せるならゴゴジャンのEAつくーるが選択肢に入ります。
1度購入すれば以降はノーコード(プログラミング無し)でEAが作れます。
EAつくーるでベースを作成、細かい修正を自分で入れることも可能です。

 

お試しなら1ヶ月版が1980円で使えます。
割高なので長期的に取り組むなら買い切りがおすすめです。

 

MQL言語の学習ができ、裁量トレーダーもEA開発が可能になる! | GogoJungle

 

>>EAつくーるの概要はこちら

>>1ヶ月版の販売ページはこちら

 

有料セミナーを活用【約4万円】

がっつり取り組みたいのであればEAプログラミングセミナーもおすすめです。
難易度別に3つの講座が提供されているので、レベルに合わせて選択しましょう。

 

>>スタンダード講座
>>実践講座
>>裏口座

 

✔ プログラミング自体に苦しむようなら

TechAcademyの無料体験を受けておくと良いでしょう。
言語は違いますが、プロからプログラミングの考え方を学ぶことができます。

>>Techacademyの無料体験はこちら

 

3.まとめ

本記事で紹介した失敗例は筆者の経験談です。
皆様のEA開発の糧になれば良い供養になるかと思います。

 

以上、参考になれば幸いです。

 

  • この記事を書いた人

HAZU

静岡の一部上場企業で働く兼業投資家、投資を初めて6年が経ちました。30代のセミリタイアを目指して20代からコツコツと資産形成中。趣味はキャンプとプログラミング。ブログでは主に【FXの始め方から自動化】までを扱っています。

-FX自動売買システム開発

© 2021 HAZUの資産形成ラボ Powered by AFFINGER5