FX自動売買システム開発

自作EAに適した時間足を考察。勝てない理由は「トレーダーの心理」【MT4でFX自動売買】

 

✔ 本記事のテーマ

自動売買に適した時間足は?勝てない理由は「トレーダーの心理」です。

 

✔ 記事を読むメリット

EA開発に適した時間足の選び方を以下の要素に分けてご説明します。

・EA開発の難易度

・EAを運用するトレーダーの心理

 

✔ 以下の方におすすめ

・EA開発に興味がある方

・自動売買で収益があげられないと悩んでいる方

 

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

 

1.本ブログの推奨は「15分足以上、日足以下」

本ブログが15分足、1時間足を推奨するのは消去法に近い部分があります。
5分足以下の短期足、週足以上の長期足が自動売買に向かない理由があります。

 

極端な短期足、長期足は再現性に問題がある

どちらも再現性の問題としていますが、根本的な理由は別です。
以下に理由を示します。

 

再現性が悪い原因

短期足:長期に渡り勝ち続けられるルールが存在しないから
長期足:勝てる条件が整うのに月単位、年単位の時間がかかるから

 

正直なところ長期足に関しては好みの問題です。
数日毎にチャートを見るだけの作業を自動化するメリットを感じるかどうかです。
一方で短期足に関しては明確に避けた方が良い理由があります。

 

短期足の自動売買は勝率が安定しない

スキャルピングのような短期売買は1pipsを得るために全力を尽くす手法です。
大まかな売買ルールはあるものの、決め手はトレーダーの経験です。
相場も常に変化するため、プログラムに落とし込むことが非常に困難です。

 

EAが作れる方は以下の条件で試してみて下さい。
ほぼ100%損失が出て終わります。

 

テスト条件

①5分足を対象に直近の1日で利益を上げられるよう取引条件決める

②その状態でバックテストの期間を1年に広げる。

 

①のように特定期間しか使えない売買条件が「カーブフィッティング」です。

 

有料のスキャルピングEAが売られ続ける理由

SNS上で「勝率〇〇%の最強スキャルピングEA!」なんて広告をよく見ます。
中にはテスト結果付きで公表しているものもあります。
そういったデータがあれば信用できるのか。答えはNOです。

 

理由は先にお話しした「カーブフィッテイング」の可能性。
もう一つは「リスクワードレシオ」を悪用したEAの可能性があるからです。
特に後者はあまり周知されていないかなり悪質な手口です。

 

■リスクワードレシオを悪用したEAの例

99%勝てるEAがあったとしましょう。
代わりに1%の負けで今までの勝ち分の2倍を吐き出すという条件を付けます。
いわゆる「無限ナンピン」のEAで良く使われるロジックです。

 

特定期間で100回のトレードを行った場合に全勝で終わる確率は33%です。
EAを販売する際はその33%の結果だけ公表します。
購入後に出た文句は「テスト結果と一致するとは限らない」で終わりです。

 

2.自動売買で勝てない理由=トレーダーの心です

自動売買はプログラム任せな分、結果に対し不信感を抱きやすい傾向があります。
お金を払って購入したEAであれば早く回収したいという焦りも出ます。

 

上記でご紹介したような悪質なEAが出回っていれば猶更でしょう。
もしかして騙されたかも、と考え始めたらもう黙って見てはいられません。

 

トレード結果を公開している方の中で、複数のEAを頻繁に切り替える人がいます。
そしてそのような方の多くが損失を抱えてブログの更新を停止しています。
EAを稼働させ続けることは、そのロジックに信頼が無ければ不可能です。

 

HAZU

テストは年単位、稼働判断は週単位では整合性が取れません。

 

3.まとめ

今回はEAに向いている時間足についてお話しました。
大事なことは「自動化したとしても取引の責任は自分にある」という点です。
EAを信じて稼働させ続けること、それが自動売買で勝つ最低条件です。

 

筆者の場合は勝てるEAを探すのではなく、自分で作る道を選びました。
興味があればこちらも是非一読下さい。

>>参考:『MT4で自作するFX自動売買システム(EA)とは?』

 

以上、参考になれば幸いです。

 

  • この記事を書いた人

HAZU

静岡の一部上場企業で働く兼業投資家、投資を初めて6年が経ちました。30代のセミリタイアを目指して20代からコツコツと資産形成中。趣味はキャンプとプログラミング。ブログでは主に【FXの始め方から自動化】までを扱っています。

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